無料ブログはココログ

« イソヒヨドリが囀る季節に(17年2月26日) | トップページ | お山にブロックを数えに出かけた(17年2月27日) »

2017年2月26日 (日)

共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)を許してはならない

 今通常国会が始まっている。何が争点なのか、はっきりしないが、共謀罪が上程される懸念が強まっている。この法案(骨子)について、私も十分に学んでこなかった。しかしことがことであり、私たちも重大な関心を払わなければなるまい。

 この法案の極意は、極めて曖昧のままに「テロ等」、「組織」、犯罪に至る前の段階で(内心の段階も含みうる)、処罰するという。明白に近代形法の原則を切り裂く法案だ。

 翻って、沖縄に対する弾圧を考えてみよう。16年1月、8月、10月の「事件」が、まるで時間を逆転させたように、10月(高江)、8月(高江)、1月(辺野古)の「事件」の順できたのだ。当事、現行犯逮捕をすることもなく、敢えて「事件」を積み重ねさせるかのごとき恣意的な手法。そして組織的な弾圧。特に辺野古の案件では、明らかに資金の流れを調査するような取調べ。押収品目録をみてもそうだった。そして「共謀の上」と。さらに闘いを分断させることを意図した取調べ。

 国家権力は沖縄の大衆運動を潰したいからこそ、このように姑息な、否、手の込んだ仕掛けをしてきたのだ。沖縄の闘いが「テロ等組織犯罪」でないことを承知しているからこその暴挙だ。要はこの「テロ等組織犯罪」なる概念が融通無碍に働くようでなければ、権力の思惑を貫徹できないのだ。そのことも予見させてくれる弾圧だ。

 思えば、盗聴法、組織犯罪対策法、特定秘密法、そして、共謀罪だ。このあとは改憲を経て、第1章「天皇」を明文で権威付ければ、治安維持法の時代になる。こうなれば、何でもありになるだろう。拷問も獄殺も。無論、表現の自由は紙くずになる。

 私は沖縄に居る。妙な言い方だが、沖縄は大日本帝国の過去に縛られ、日本の近未来を先取りしているのではないか。その核心に米国がいる。

 あー、「鬼畜米英」から「米国様」へ。権力者どもの無節操ぶりには、いつも呆れるばかりだ。こうして歴史は繰返されていくのか。

 こう考えたら、いよいよ負けられない。沖縄の戦死者に申し訳が立たない。沖縄戦の戦死者に申し訳が立たない。ここでいう戦死者は無論、兵隊だけではない。住民もだ。否沖縄では住民も兵隊も区別できないほどに徹底的に戦争に動員されたのだ。

 沖縄には戦後はなかったもいわれている。戦後もないほどに、軍隊絡みの死者や被害を強要され続けてきたのだ。

 私は戦争に反対する。だから(だけではないが)基地にも反対する。そして共謀罪に反対する。

○以下に医学生等のグループがまとめた共謀罪に関するまとめがあったので、貼り付けておく。参考にしてください。

http://msaids.wixsite.com/index/opinion

« イソヒヨドリが囀る季節に(17年2月26日) | トップページ | お山にブロックを数えに出かけた(17年2月27日) »

弾圧に抗するために」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2471071/69738496

この記事へのトラックバック一覧です: 共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)を許してはならない:

« イソヒヨドリが囀る季節に(17年2月26日) | トップページ | お山にブロックを数えに出かけた(17年2月27日) »

最近のトラックバック

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31