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2017年2月25日 (土)

博治たちの早期釈放を求めて

 平和運動センター議長の山城博治さんが不当逮捕された16年10月17日から4ヶ月を過ぎている。取り調べも終わったのに、未だに勾留されており接見禁止がついたままだ。逃亡の恐れがない(闘いの現場は沖縄にある)ことは、いうまでもなく、証拠隠滅のおそれもない。ただただ国家権力による嫌がらせであり、彼の心身を痛めつけながら、沖縄の闘いを分断し、踏みにじるが為であろう。

 最高裁は17年2月20日、特別抗告を棄却し、保釈を認めなかった。最高裁は勾留の継続は憲法に違反しないと判断したようだが、そもそも憲法第34条は「正当な理由がなければ拘禁されない」とあるはずだ。しかし現実にこうした勾留、拘禁が行われている以上、私たちは闘いの場を基地の現場にとどめずに可能な限り声をあげていくしかない。

 昨日午後、山城博治さんらの即時釈放を求める大集会が那覇市の地裁前にある城岳公園で開催された。公園を埋め尽くすほどの人々が集まり、「博治を返せ!」の声が鳴り響いたようだ。また抗議文提出に代表が地裁に入った途端、数百名の人々が続いたようだ。地裁の庭を抗議の場に塗り替えたのだ。それもそのはず、此処に集まった人々は、博治さんの人柄を知っている。確かに俺が、私が「ただじゃおかないぞ」と思わせる何かを持っている人なのだ。そのうえ彼は癌を闘いの中で患い、病魔とも闘ってきた。だからこそ彼を知っている誰もが、彼に対して、無関心ではおれないのだろう。

 愚劣なる国家権力に対して私達はどう闘うのか。現場で彼と共にできない日が長くなってきたが、私達はこの災いをプラスに転化し、非暴力の闘いの深化を図らなければならない。この間の闘いを反芻し、教訓とすべきことをまな板に乗せて、改めて分断を克服していく怒力が問われているのだ。

 いくらこちらが、パフォーマンスのつもりでも、相手はそうは理解しない。公物をきってしまえば、刑事事件の汚名を着せられる。「まってました」だ。もっとも米軍基地は公物なのかという論点はなりたちうる。憲法よりも上位にある公物たる米軍基地の付属物。余談ながら、憲法よりも上位にある機体の残骸も安部の浜で見せ付けられたばかりではないか。これは回収しますが、これは知りません。軍事機密ごと流されていった残骸のぴらぴら。

 私はこうした反省、反芻を繰返しながら、博治さん、稲葉さんらが、再び、闘いの場に立つことを期待している。否、早急に実現しなければならない。二人とも篤い男だ。優れた男達だ。いびつでもあり、限界もある。だからこそ私たちが手をつなぐことで、より前に、より深く、より大きく、私たちの世界を築き上げていけるはずだ。そのためには、私達は熱くなるだけでなく、克服すべきことを正面から見据えて、共に闘い続けていくしかない。微力であっても無力じゃないことを確認しながら前に進もう。

 博治さんや、稲葉さんが、お二人のご家族が、私たちが流した涙は、決して無駄にはならないだろう。涙を流せば流すほど、現実の不条理に打ち勝たねばならない。このことを身体に刻み付けているからだ。これからもがんばろう。

 もひとつ。昨日地裁前に行けなくて、ゴメン。でもその分、来訪者の皆さんに沖縄の現状を伝えたからね。私もできるところで、できることをやっていく。

 

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