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2017年7月29日 (土)

大田昌秀さんの県民葬に行けなかったけれど

 大田昌秀さんが17年6月12日亡くなった。沖縄県等は実行委員会を組織し県民葬を7月26日に行った。凡そ2000名が参加した。私は辺野古テント詰めで行けなかったのは、誠に残念だった。

 この場に安倍首相が参列したというから驚いた。先約があったものを失礼してこちらにきたらしい。追悼の辞を述べたのだが、何をか言わん。こんなちょうしだったようだ。

 (前略)「沖縄の苦しみを軽くしたい。」「2度と悲劇を繰り返させてはならない」/大田元知事の思いは参議院議員時代、そして政界引退後も変わることはなかった。常に県民を思いやり、沖縄の平和追求へ生涯を捧げた大田元知事の姿や信念は、人人の胸に永遠に生きつづけると信じる。/沖縄の発展と平和の実現に尽力された大田元知事の遺徳を偲び、改めて心よりご冥福をお祈りする。

 これを無難な式辞というのだろうか。安倍自身のことばの軽さは今に始まったことではないが、君が出るお芝居の時間は終わったのだ。沖縄戦を押し付けた側の人間が、少女レイプ事件をやり過ごした側の人間が、新基地建設を押し付けつつある人間が、言うべき言葉ではない。皮相なことばの羅列に、拍手はまばらだったという。彼らがやっていることを想起すれば、これは当たり前な反応だ。

 大田さんの教え子であり、私たちの友人でもあるCさんが、安倍首相に向かって、「大田先生の遺言は、基地をつくらせては駄目、造れば沖縄がまた戦場になってしまうというもの。かなえてください。宜しく御願いします」と。言ってくれた。

 私達は新基地建設が沖縄を再び戦場にしかねないからこそ、阻止するしかないと考えている。それ以前に自然を壊し、平安な暮らしを壊して行くからでもあるが。

 友人代表の比嘉幹郎さんは、「(前略)大田さんを敬愛する私どもは遺志を尊重し、県民に対する如何なる差別と犠牲の強要政策に反対し、世界の恒久平和と繁栄のためにがんばることを誓う」と述べている。

 本当にそうだろう。翁長知事は、「(前略)沖縄の基地負担の軽減が国政の場で取り上げられるようになったのは間違いなく大田さんの決断によるものだった。(中略)大田さんが終生貫かれた『平和を愛する共生の心』の理念を受け継ぎ、未来を担う子や孫が心穏やかに暮らせる沖縄を築き上げる」と。

 私たちがいまやるべきことは、「基地負担の軽減」の中身の差し替え(形式論理を実際の負担軽減に)であり、政権の金権亡者が吐くウソを徹底的に暴きだすことである。そして新基地建設を白紙撤回させ、普天間基地を沖縄に返還させ、地位協定を抜本的に変えていくことだ。

 このためには、まだまだ力が及ばないが、私達は無力ではない。微力ではあるが、お互いを信じあい、力を育みながら諦めないことだ。

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