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動植物

2017年6月 5日 (月)

環境省/ジュゴンの保護、優先度高くないと回答?!

 これは今日の沖縄タイムスに出ていた件ですが、環境省はジュゴンの保護の優先度高くないと答えているそうです。いくらなんでもおかしな話。これでは「環境省」の名前が泣いています。こうこたえたのは、野党国会議員らでつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」に対する答。

 私がいうまでもなく、ジュゴンは72年5月15日に日本国の天然記念物に指定された。環境省は天然記念物は文化庁の管轄であって、関係ないとでも言うのだろうか。ジュゴンは沖縄のジュゴンは、ジュゴンという種にとって北限地にすんでいるものであって、個体数は極限られてしまっている。ジュゴンは2002年に国連環境計画によって保護策が勧告されている。しかし日本政府、環境省は何の対策も講じてこなかった。生息地域が米軍基地と接しているからだろう。

 これはジュゴンにとって最大の課題であり、沖縄のジュゴンの生死を決することになるだろう。私達はたかが生物の1種に過ぎないものの運命などしらないとか、安保が大事というのだろうか。環境省は何故「ジュゴンの優先度は高くない」と断言するのか、明確に答えるべきだろう。若しも安保優先だからだとしたら、環境省こそが滅びるべきだろう。

 ジュゴン(自然)は人間が誕生したはるか以前に生まれており、其れを人間のエゴで踏み潰すべきではない。ジュゴンは一旦陸から海に回帰した海獣であり、畏敬の念をもつことはあっても、安保・軍事のためならば死滅せよという発想は政治のエゴであり、政治の貧困というべきだろう。

 若しも安保こそが大切なのだというならば、その理由を明言すべきだろう。

 補足:私たちにとって、ジュゴンが大切だという論理は、ジュゴンという種の生存を支えている自然界の重要性であり、人間もその一部に過ぎないということだ。人間だけがえばり腐っている現状が続く限り、生物界は滅び去っていくだろう。つまり、人間も滅びる道に通じているのだ。他方、軍事力には、生物界の、人類の未来を保障することは、できないのだ。そればかりか人類の営みを殺していくという最大の「功績」をもつことになるだろう。

 

2017年4月14日 (金)

今春はシギチドリが殆ど渡って来ていない-何故だろう?

 辺野古川河口に春と秋に渡ってくるシギチドリの仲間の姿を殆ど見ていない。辺野古川中流で3月にタカブシギ1羽をみただけか。あとちょっと声を聴いたかな程度。何故だろう。

 越冬地に異変があったか、何らかの事情で渡り始めが遅いのか。確かに花の開花も遅いきがする。気温は確かに低いまま。暑さを感じ始めたとはいえ、まだ汗だくの日はない。

 第3の理由は、渡りのコースが変わってしまったのか。工事が始まったかといって、この干潟の環境にまで影響はでていまい。

 何故だろうか。今後も注意深く観察していきたい。他の地域ではどうなのだろうか。調べてみたい。

○そのご、4月後半からシギ・チドリ類の渡来を度々見ています。やはり気温のせいが大きかったのでしょう。これは越冬地の気温が相対低かったことが予想されます。(17年5月8日追記)

2017年2月26日 (日)

固有種保護を巡るシンポがあったそうだ(東京・17年2月25日)

 今日の沖縄タイムスによると、「外来種問題を考えるシンポジウム」(主催:日本自然保護協会、世界自然保護基金ジャパン)が17年2月25日にあったと報じられている。

 外来種は、地元の生態系の虚を突いて入ってくるので、爆発的に拡がるのだ。やや科学的な表現に言い換えると、生態的な緊張(バランス)の外側から入るので、増殖の押さえが利かず、地元の生態系を凌駕してしまうのだ。

 今回のシンポは、沖縄の新基地建設の問題(大量の土砂の搬入)から企画されたのだろうが、ずーッと大きな視点から論議がされたようだ。その詳細については記事を見る限りでは分からないが、記事に「基地も外来種発生源」とある。これは土砂搬入のみならずの意味なのだろう。

 確かにそうだ。米軍基地は人が、装備が、全くノーマーク(米軍のものであるかぎり)で出入りしているのだ。海外の演習場や戦場で付着したものが直接港に空港に入ってくる。車輪ならば、洗車しているとしても、キャタピラのものなどは、内側に付着すれば、簡単に洗い落とせないだろう。

 一般的に外来種の侵入経路は、港湾が多いと言われているが、沖縄は米軍基地もそうとうな影響を及ぼしているのだろう。私自身余り自覚していなかったけれど、これはひとつの問題意識として、もっておくべきだろう。

 そして自衛隊も。海外での活動が広がり、持ち出したり持ち込むだろう。「専守防衛軍」から「海外遠征軍」に変化しつつある「自衛隊」のことも、私達は注視することが必要だ。

 そういえば、昨年だったか、一昨年だったか、勝連半島沖で米軍の揚陸艦が雑排水を投棄したと報道されたが、こうしたもののなかにも、外来種が潜んでいる可能性もあるのだな。

 米国に何でもありの日本政府だから、外来種などに意に介さないことは分かりきっているが、ならば、やんばるを世界遺産にとか、国立公園になど、余計なお世話だ。沖縄は沖縄の基準でやっていくしかないはずだ。

○同シンポの自然保護協会の案内は以下を(まだ報告記事は載っていない)。

http://www.nacsj.or.jp/katsudo/gairai/2017/01/225.html

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