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ヤマヒデの講演会・写真展

2017年12月 3日 (日)

17年10月19日(東京) 「自衛隊がやってくる」概要報告

 大変遅くなりました。以下報告します。

「自衛隊がやってくる-与那国・石垣・宮古・奄美」報告

演題:「軍事化される琉球諸島-沖縄の問題は『日本』の問題、アジアの問題」

日時:2017年10月19日 18時30分から21時

会場:新宿区大久保地域センター

主催:沖縄を学び考える会

参加者:31名

【1】衆議院選直前の雨の日だったこともあり、参加者は少なめだったが、私はほぼ2時間しゃべった。私が「南西方面重視政策」に注目したのは、2010年の防衛計画大綱を読んだ時からだ。そのころ私はホワイトビーチで海上自衛隊の護衛艦隊を何度かみたこととも重なり、ピンときた。こうして私は2011年から与那国島・石垣島・宮古島を歩き出し、とうとう2013年10月名護市に引っ越すことにもったのだ。

【2】概ねレジュメと主催者に用意していただいた東アジアの地図を紹介しながら話をした。冷戦構造の崩壊から何故20年も遅れたのかを解き、日本政府の政治と軍事の再編と沖縄・琉球諸島の動きを対比検討した。2010年の「動的防衛力」構想から「統合防衛力構想」(2013年防衛計画大綱)へ。これは海・空・陸の3軍の統合防衛力だが、同時に「シームレス」な作戦態勢が肝なのだ。実際の彼・我、我・彼の力関係の変化を見通しながらいつでも戦闘態勢に入れる仕掛けが、自衛隊の部隊配置の地理的な再編(従来の北海道中心から琉球諸島・九州へのシフト)等として現れている。

 ここでいう「彼」とは中国のことだが、もし本気で中国と戦争になってしまえば、これは万事急須だ。琉球諸島が戦場になり、日本も沈没にいたる。安倍政権はこれを真顔でやるきなのか。そこまでバカか。ところが、選挙予想はそこまでバカになるらしい(17年10月22日の選挙で日本国民はこちらを選んだ)。

 ただ、こうしたバカさは今に始まったことではない。対中脅威論も米ソ冷戦構造時代の中曽根首相の「日本列島=不沈空母」論の焼き直しのようなものだから。長年の積み重ねが鈍感さを重ねてきたのだ。但し当事との大きな違いは、①米日一体の軍事態勢が出来上がった(2015年の戦争法で)、②日本経済の屋台骨を軍事産業にシフトする安倍の経済の浸透?、③反戦運動の後退と、差別主義の横行。

 そして今沖縄でみていると、朝鮮半島情勢の緊張の中で、嘉手納基地から電子偵察機等が戦闘機の護衛つきで飛び立っており、グアムの基地からは爆撃機が飛び、嘉手納の戦闘機が護衛し、自衛隊機も護衛しているのだ。明らかに威嚇行動(軍事行動)が強化されている。

 朝鮮半島を睨む基地群は、青森県の三沢基地(空軍)、山口県の岩国基地(海兵隊の対地攻撃部隊)、嘉手納基地(空軍)のラインであり、それに自衛隊のいくつもの基地群が重なってくる。米日一体化-共同作戦態勢が出来上がっており、容易ならざる事態になっている。

 また、去る9月29日~10月4日にオスプレイが新石垣空港に着陸し居座ったように、米軍は民間空港を既に使っているのだ。今回の事態は何故起きたのか。オスプレイが欠陥機だからはさておき、フィリピンに演習に行く際のトラブルらしい。米国はフィリピンなどの東南アジアでの軍事作戦にも備えているのであり、琉球諸島の自衛隊の軍事拠点化は、こうした問題にも重なるのだ。

 要は、北側が敵(中国)でも、南西側(東南アジア諸国)が敵でも、南北方向、東西方向に海・空・陸の軍事力を縦断的、横断的に米日の政権は軍事力を配置する。琉球諸島はこの東西方向に広がっており、地の利がある。また、南北方向には、海・空との重層的な配置が重要になる。

 改めて東アジアの地図を沖縄中心目線で眺めると、米日の権力がここを軍事拠点化したい意味が読み取れる。同時に沖縄の民衆がここから新たな東アジアの、東南アジアの平和を作り出していく可能性も見えてくる。

 与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島への自衛隊の配置はレジュメの通りだが、民間の空港や港湾を彼らは使うことも前提だ。もし万が一、周辺諸国で戦時になれば、軍事力が島を席捲することになり、ミサイルや銃弾が飛びかう以前の段階から、人や物資の移動ができなくなり、島の生活は大きくかき乱されていく。

【3】 「島嶼奪還作戦」なるものが自衛隊の第一の演習課題になっている。このための装備の更新も進められている。もしもこうした作戦が発動されれば、島の人々は再び、置き去りにされ、自衛隊防護の弾除けにされていく。「島嶼奪還作戦」なる名称は、勇ましいばかりか、守るために取り返す、あたかも「防衛戦争」だとのイメージに惑わされてはならない。自衛隊に「水陸機動団」なる日本版海兵隊の新設が予定(19年3月)されており、見方を変えれば、明確な侵略軍(外征軍)の機能を持つ部隊だ。「島嶼奪還作戦」とは明文改憲を果たすまでの欺瞞的呼称だと言えるかもしれない。

【4】 既に与那国島にレーダー基地が完成し、奄美大島で工事が始まり、宮古島でも始まろうとしている(10月30日から始まった)。戦争への流れを止めらるのは今しかない。「日本」の皆さんの闘いは、これからのアジアの戦争と平和にも係わる重大な問題だ。

【5】ちいさな島の問題。沖縄島には行ったことがある人も、石垣島・宮古島までは。まして与那国島に。沖縄島の人すらこうした「先島」の軍事化に気づいていない。だが島の人た ちにとっては、この島で生きていけるか否かの問題であり、だからこそ金で踊らされやすい。金を積まれて、軍事化を容認させられてしまいやすい。だから島という場だけで考えてはニッチもサッチもいかないのだ。人々が繋がる中で新たな視点を獲得してほしいのだ。だから思いのほか、事は難題なのだ。

◎レジュメ

「171019rezyume.pdf」をダウンロード

2017年11月 8日 (水)

18年1月28日広島で、27日福山市で内定しました-感謝

皆様

 来る18年1月28日(日)午後、広島で「自衛隊がやって来る-琉球諸島への自衛隊配備と島嶼奪還作戦を考える」(仮題)の講演会を開催することになりました。まだ詳細は未定ですが、であれば、1月27日(土)の夜、広島県、山口県、福岡県あたりで、同様の企画を考えていただけないでしょうか。無論、2月4日が名護市長選の投開票日なので、辺野古の話も絡めます。無理なお願いかもしれませんが、こうすると交通費が半額になります。講演費、15000円と交通費、宿泊費でお受けします。
 島嶼部に自衛隊が新たに駐屯する意味は、東アジアに軍事緊張をもたらし、それをネタに日本の軍事国家化を進める。ただし日本という国は卑屈にも米国の僕にしすぎませんが。何れにしても人を殺し、自然を壊して金儲けの愚を、私は認めません。そしてこの問題は、島嶼部から日本全体にリンクされているのです。
 是非お声をかけてください。当ブログのメールかコメント欄からご連絡ください。お待ちしています。      山本英夫
◎おかげさまで、1月27日午後、広島県福山市内で決まりました。ありがとうございました。

2017年9月26日 (火)

自衛隊がやってくる-与那国、石垣、宮古、奄美大島-(10月19日)

自衛隊がやってくる -与那国、石垣、宮古、奄美大島- (拡散歓迎)

日時:17年10月19日 18時開場 18時30分開会~21時
会場:新宿区大久保地域センター会議室A (新宿区大久保2-12-7)
テーマ:「軍事化される琉球諸島 沖縄の問題は「日本」の問題、アジアの問題」
講師:山本英夫(フォトグラファー)
資料代:800円
主催:沖縄を学び考える会 連絡先:090(2215)8540(長谷川)
                  メール:rie@sepia.oca.ne.jp

今、沖縄に関心を持つということ(17年10月18日)世田谷

 来る10月のヤマヒデの沖縄・「日本」・アジアを巡る講演会は18日と19日の2回に決まりました。
以下お知らせします(拡散歓迎)。
「今、沖縄に関心をもつということ」
 安倍政権は、ヤマヒデが予想した通り、10月、総選挙にでてきました。モリ・カケ隠しであり、朝鮮半島を巡る緊張を煽りながら、改憲を含む彼らの野望を一気に強行するためです。民進党が分裂を深め、小池新党がボヤボヤしている間隙を狙う彼らしい遣り方です。
 ご承知の通り、沖縄では新基地建設をとめて、21年踏ん張ってきました。この21年間の「日本」は、次々と戦争法を法制化し、米国の戦争を支える体制を整えてきました。その仕上げが、2015年の安全保障法制の制定であり、今後の改憲です。自衛隊は軍隊として強化され、「対テロ訓練」から「島嶼奪還作戦」まで、米日共同作戦を担える部隊に仕上がってきました。
 この20年余りの日本経済はガタガタです。そこに2011年の大地震と福島原発の爆発が重なり、安倍のような山師(詐欺師)の出番になったのです(あぁ!)。
 私たちは、いつまで騙されているのでしょうか? 再び、戦場という地獄に飛び込まされる前に、私たちはこれを拒否できるのでしょうか。「命どぅ宝」を確信に私たちの未来を切り開けるのでしょうか。
 沖縄の問題は沖縄の問題に留まらず、これは「日本」の問題です。戦前・戦後一貫した「日本国」の歴史に規定されてきたのです。私たちが気づかなかった、「無関心」を装ってきたのです。
 今回のタイトルは「今、沖縄に関心をもつということ」です。私たちはどうしたら歩みなおせるのかを語ります。沖縄の日々の現実から、基本的人権・自治・民主主義、そしてアジアの視点です。経済成長の彼方に夢を抱くのではなく、自然との、文化との共生の中に可能性を探ります。
 
 「命どぅ宝」、「一人ひとりは微力でも、無力ではない」、「勝つ方法は諦めないこと」だとの沖縄の教えについても、触れさせていただきます。皆様のご来場をお待ちしています。
講師:山本英夫(通称:ヤマヒデ)
/プロフィール/1951年東京生まれ世田谷育ち。フォトグラファー(自然写真・報道写真) 
 
自然保護・反戦・反差別に取組みながら、89年に沖縄に通い始め、2013年名護市に居を移す。現在、辺野古テント村を基点にしながら撮影を続けている。ブログ「ヤマヒデの沖縄便り Ⅱ」を発信中。
日時:17年10月18日 18時30分開場、19時~21時
会場:世田谷市民運動いち事務所(小田急線豪徳寺駅下車)徒歩5分。豪徳寺商店街を北へ。豪徳寺駅前郵便局隣 2階 ℡03(3706)7204
主催:世田谷市民運動いち 
参加費:500円。

2017年9月21日 (木)

10月の東京近辺での講演会+

来る10月18日~22日東京におじゃまします。18日は世田谷区豪徳寺で、19日は新宿区大久保できまっています。まだ20日、21日が開いています。ご希望があれば、9月26日までにご連絡ください。

今回は2つのテーマを別の日に分けて話します。①今、沖縄に関心をもつということ、(世田谷)②軍事化される琉球諸島-沖縄の問題は「日本」の問題、アジアの問題-(新宿)。

 また、謝名元監督の「命の海 辺野古・大浦湾」が完成しましたが、これを見ながらみ懇親会も可能です。こちらは講師料5000円(格安)のみで可。交通費も負担なし。できれば19日、20日の午後の部で。
ご連絡は当メールで pzyamamoto@gmail.com

2017年8月30日 (水)

「今沖縄に関心を持つということ-17年10月」

「今、沖縄に関心を持つということ-17年10月」一緒に考えませんか? 動き出すのは今! (ヤマヒデのスライド&トーク)

 昨年から何回か皆様のところで問題提起する機会をいただけないかと呼びかけてみましたが、色よい返事をいただけませんでした。今年はもう諦めようと思っておりました。そこに先日「世田谷市民運動 いち」さんからお呼びがかかりました。

 ヤマヒデこと山本英夫は1989年から基地の島沖縄を訪ね取材を重ねてきました。そして2013年10月沖縄島の名護市に居を移しました。

 沖縄に来てから私は、辺野古テント村を基点にしながら、沖縄内外の各地を巡り、現場撮影(自然写真、報道写真)、沖縄の歴史と現状を来訪者に説明、座り込みを重ね、他方で東京などでのスライド&トーク等をやらせていただきました。去る6月10日、10数名の皆様の参加をいただき、国会大包囲行動にパネルを掲げて練り歩き、スタンディングもやりました。また、沖縄の地で「まぶいぐみ」のお力をお借りして、写真展「琉球諸島に忍び寄る黒い闇」を開催(8月19日~27日)したばかりです。

 安倍政権は、森友・加計問題で揺れながらも、沖縄の民意を平然と踏みにじり、沖縄に基地を集中させ続け、米国の核の傘の下で、対テロ戦争に参戦する国へと転落しようとしています。16年7月11日未明から始まった高江でのオスプレイパッドの建設強行、16年12月27日から再開された辺野古・大浦湾の新基地建設の強行。今では海への埋め立て作業も始まっています。安倍政権は、これを「沖縄の負担軽減」策だと居直りながら強引に押し進め、沖縄を「日本」(沖縄以外の都道府県)から差別分断し続けています。

 実は、こうした事態は決して沖縄の問題に留まりません。この国は「中国脅威論」を煽り、琉球諸島に基地を構えて盾と槍を突き出し、また、朝鮮半島危機を扇動しながら日本国全体の軍事力強化・改憲を狙っています。与那国島・石垣島・宮古島・沖縄島・奄美大島・馬毛島、そして日本全体(東京の横田基地、千葉の木更津基地等)に連なる軍事力のネットワーク。その要に軍事産業の強化があります。

 今回のテーマを「沖縄に関心をもつこと」にしたのは、著名人でもない私が呼びかけても応答をえられないと反省し、沖縄と日本・自分を考えることが如何にポジティブなことなのかを、少しでも分かっていただきたいと、考えたからです。 

 「戦後72年の平和」から「新たなる戦前へ」突き進むこの国は、この72年間、何を隠してきたのか。このまま多くの人々が無関心の中に居続けるならば、私たちの未来は暗い。米国は、世界中で、テロと難民を生み出し続け、混沌を拡大しています。こうした米国の後を走る日本。このどこが「希望の同盟」なのでしょうか。

 私は、沖縄から見える問題を、基本的人権、地域自治、民主主義、何よりも主権者として行動する意義を掴みなおします。私たち、一人ひとりは微力ですが、無力ではありません。絶望を超えて、生きる希望を諦めない。命どぅ宝の社会を作り出せるのは、今しかない。私たちに残された時間は極限られています。頑張りましょう。(17年8月30日)

:企画のお願い

 上記の内容で(ご注文があれば事前にご相談ください)、報告と討論をしたいと思います。時間は90分から2時間余り。集会を企画し、多くの人の参加を呼びかけてください。

 今回伺えるのは東京と近郊(片道90分以内-要相談)

:日程 

 ①10月18日 夜  世田谷区豪徳寺 市民運動いち(決定)

 ②10月19日 夜  新宿区(決定-詳細は後日)

 ③10月20日 夜  未定

 ④10月21日 午後 未定

 ⑤10月21日 夜  未定

 ○19日、20日の午後も可能です(ご相談ください)。

:費用

 一回、15000円+交通費。交通費は往復の飛行機代、バス代、電車代。運賃総額を回数で割ります。計 約2万5000円程度(÷ 回数)(宿泊費は不要)

 

:お申し込み

 メールで、先着順。pzyamahide@lemon.plala.or.jp

団体名(個人の集まりで可)、責任者名、連絡先住所、電話、メールアドレス、企画意図をお知らせください。会場の準備、宣伝をお願いします。

                            山本英夫

 

2017年8月27日 (日)

写真展終了-終わった、終わった、終わった(17年8月27日)

 沖縄市のギャラリーラファイエットで開催してきた写真展、本日無事に終了しました。終わった、終わった、終わった!と言う気分。総括は後になりますが、ご来場いただいた皆様ありがとうございました。また色々とお手伝い、いただいた皆様に感謝。

 私にとっては、沖縄に来て初めての写真展ができたことに、まず、ありがたく思います。課題は色々あるでしょうが、6月10日の国会大包囲でのスタンディングに続く試みでもあります。いよいよ本格的に外に出す表現をやっていきたいと思います。
 
 今日ですが、搬入をお手伝いいただいたYさんが午前中にきてくださった。わざわざきていただいてありがとう。いつも、「あんたは何やっているの?」と追求されており、こんなときぐらい、見てからものをいって欲しかったので、一先ず感謝。
 京都から時々支援に来てくださる方が、わざわざ立ち寄ってくださった。与那国、石垣、宮古の写真の裏側を一枚一枚解説。キャプションに書ききれないことが多いのです。
 前後して、アキノ隊員が来てくださった。彼女のブログで書いていただいたので、もしや来るかなと思っていました。ありがとう。ついでに、宮古島の「オオゴマダラとガバマダラ」でなくて「オオゴマダラとスジグロガバマダラ」だそうです。どこが違うのと思っていましたが、さすが蝶のプロ。「フィールド図鑑 チョウ」で私も確認しましたが、黒の筋が入っているのでした。確かに違うのだ。
 目に見えるものは「違いの分かる人」から教われますが、目に見えない違いをわかることは何倍も難しい。修行が修行が。
 最後になりましたが、写真同人、まぶいぐみの皆様に感謝です。

沖縄市での写真展、本日でラスト(17年8月27日)

 いよいよ今日が写真展ラスト。18時までです。私は午前中、別件があり、午後に会場に参ります。まだの方は、是非おでかけください。きっかり18時に片付けます。

2017年8月26日 (土)

今日の写真展(17年8月26日)-ギャラリートーク

 ラファイエットでの写真展 まぶいぐみvol18もラスト2日。今日は14時からギャラリートークがあるが、さてどんなだったか。総じて30名ほどのご来場。

 今日早々に、写真家の大城弘明さんがきていただいた。大先輩(年齢はさほど違わないが)に見ていただけるのは、ありがたい。
 淳子さんのお友達が多く来場。トークの始まる14時頃には、なかなかの人数が集まり、いいかんじに。主催者挨拶を小橋川共男さんが行い、今回に到る経過の補足を牧志治さんが行なった。司会は比嘉豊光さん。
 兼城淳子さんは、敢えて自分は写真家ではないと断りながら、女性として闘いの場に立ちながら撮ってきたと。しっかりと生活をやりきりながらやっている女は、凄いと。それを言われてしまうと、確かに男はなんですが、今の自分は全部やっております。
 また、淳子さんは30年ほど前から写真を本格化させたが、当時の職場の人たちの支えが大きかったと。今日も4.5名が参加。羨ましい限りだ。最も今の私は辺野古テント村の人々の支えがあるからこそできているのだが。
 私は、今回の企画をたった20日間で作らなければならなかった経緯を話した。我ながらよくがんばったが、今回の収穫は公表する場をいただいたからこそ、次の課題が見えてきたことだ。共男さんに言われたが、私の島の写真にまだ欠けているものがあると。ご指摘の通りなのだが、まだまだ悪戦苦闘が足りない。島で生きている人と話しこむ中から、接点を見出していきたい。
 参加者おひとりおひとりからの意見が出されたが、中に、どうすれば基地建設を止められるのかとの質問が出された。これに私が答えるのは困難だが、表現者としてやれることは、何でもやることだろう。形を造れば、それをどう利用するかだし、相互に協力していくことだろう。焦らずに地道にやっていきたい。
 名護からヘリ基地反対協議会の具志堅徹さんがきていただいのは、心強かった。また宜野湾からは島田善次さんご夫妻がご来場。現場の皆さんの支えがあり、また写すことを通して支える関係が重要だとあらためて考えた。現場での写真について言えば、闘う人間の挫けぬ気概を前向きに表現していきたい。
 そんなこんなで16時過ぎにお開きに。続けて懇親会を10名ほどで。

ギャラリートーク(17年8月26日14時~)へ

 明日、17年8月26日14時~、まぶいぐみ第18回写真展で、ギャラリートークを行ないます。トークは兼城淳子さんと山本英夫。写真解説をしながら、今回の企画の種明かしと読み込み方を伝えます。何が「黒い闇」なのか?など。

 写真を撮るとか、見ることの意味を伝えたいと思います。また、東京、沖縄島、与那国島・石垣島・宮古島の相関関係から、私たちの未来を見つめます。
 沖縄に居を移し、そろそろ4年目を迎えますが、初めての写真展であり、些か冒険でした。背中を押していただいた方に感謝し、またいつも支えていただいている方に感謝します。大勢の皆様の支えがあるからこそ、可能になったと思います。
 特に島々での撮影は、なかなか難しくなっています。これにめげない積極性が重要なのでしょう。新しい仲間を創り出すことが重要でしょう。次につなげることができればと思います。
 皆様のご来場をお待ちしています。
                                                 山本英夫

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